こうなってしまうと訳がわかりません。千代田区神田須田町の『柳森神社』のご祭神は「倉稲魂大神」とあり、室町時代に太田道灌公が江戸城の鬼門封じとして京都の伏見稲荷を勧請したことに由来するとあります。という事は紛れもなく「稲荷社」なのですが、境内には「稲荷社」の他に「福寿神・おたぬき様」が祀られています。たぬきは「他を抜く」の語呂合わせで、徳川綱吉の生母桂昌院に立身出世にあやかろという伝承だそうですが‥??。
という次第で、狭い境内は”ケモノヘン”で大賑わいです。きつね象は本殿脇にあり、左が足元「子狐」、右が足元「玉」です。たぬき象は鳥居の脇ですが、これは”狛狸”といった感じではありません。さらに境内には数匹の「地域猫」がいます。写真の”コウちゃん”は雌猫だそうで、男性には決してなつかないそうです。実際顔さえ見せてはくれませんでした(苦笑)