旅の案内人・リターンズ

「NPO江戸東京文化研究会」のスタッフ日記です。観光案内にないような話も…

2012年03月

丸の内に恐竜現る!

maru_1maru_23/29まで「大恐竜展IN丸の内2012」と称し丸ビル1階に、体長約12m白亜紀前期に北米に生息した最大級の肉食恐竜「アクロカントサウルズ」の全身骨格が展示されていました。とはいいつつも…テナントの飲食店が恐竜にちなんだメニューをご用意など”いかにも感”のあるイベントだったようです。
さて、愛用のWIN-XPが30分毎にご機嫌が悪くなるため、完全ストライキ状態になる前にWIN7を購入しました。システムの再構築やファイルの移行作業は面倒なものですが、WIN7ではかなり簡単にできるようになっているのにはひたすら驚きです(!)ただ、ご親切の度合いが以前より拡大しているので「簡単すぎて、判らない」という妙な現象が生じてしまいます。それにしても…WIN95(FMV)が確か25万超(?)で、WIN7がOffice&モニター込みで6万ですから…。この価格差は一体なんなんでしょうか?もはやPCは”家電”扱いになっているようです。

グヤトーン・グローリー

02011978年ごろ発売の日本製ギター、グヤ・トーンのロリー・ギャラガーモデルです。当時”グローリー”という名称で7万~で市販されていました。この写真のギターはLG-1000 DELUXEのプロトで、市販とは異なる仕上げがされています。2ハム仕上げでコントロールはマスターVOLとToneになっていますが、ミニスイッチが2つ付けられています。一方はシングルとハムバッカーの切り替えで、もう一方はフェイズ・スイッチになっています。この仕上げで市販されたのか、ロリー・ギャラガー本人が使用したのか定かにはわかりませんが。1978年当時としては斬新な仕様と思えます。

0304セット・ネック仕上げで、コンターが入っています。材は良く判りませんがセンター・バインディングの張り合わせです。かなり精度は良いです。出音はギブソン等の外国製ギターと異なり、やや出力控え目の、いかにも日本製という感じの音です(経年で落ちているのかも‥)正直、このギターなら現行のギブソン等に引けをとりません(!)‥むしろそれ以上‥残念ながらグヤ・トーン(東京サウンド)は現在ギターは製造していません。このプロトを制作した方を含めビルダーも在籍していないのでしょう。昨今の低価格ギターは韓国製→中国(上海)→インドネシア製造と”大丈夫かよ”状態になっていますが、このような”メイド・イン・ジャパン・ギター”に頑張っていただきたいものです。

正気か?‥iiyo!!

iiyo_13月2日、丸の内に「iiyo!!」なる商業施設がオープンしました。コンセプトは『マルノウチ リラックス~Marunouchi Relax~』だそうです。なんのこっちゃ!意味不明で笑ってしまいますね。正気なんでしょうか?「クリエイター」なる人種の提唱する「コンセプト」なる『魔法の言葉』にまんまと騙されたのでしょうが、これはもう笑うしかありません。”丸の内永楽ビル”で止めておけば良かったものを‥。イ●ンのショッピングモールのテナントのように(鳴り物で入りで出店=売上伸びず=アット云うまに撤退)にならなければ良いのですが。もしかすると『いいよ!!』ってのは『どうでもいいよ!!』の洒落でしょうか‥?

iiyo_2テナントの一覧(?)です。ランチの平均価格で¥1000~¥1500ってとこでしょうか?。お昼時の丸の内では、OLさん達が集中しているのは圧倒的にコンビニのお弁当かワゴン販売のお弁当屋なんですけどねぇ。昼食の予算は¥600前後という事です。〔丸の内のOL=高収入=こ洒落た昼食〕の図式が今の時代でも通用するとでもと思っているのでしょうか?おしゃれや旅行、習い事など彼女たちの支出は意外と多いものです。我々には理解できませんが、会社帰りに飲みに行くにしても上司や同僚に遭遇するか判らない会社近くでなんか行きませんよねぇ‥。まぁ、暫くは珍しモノ好きの方々で充分にやっていけるのでしょうが‥(笑)

札幌時計台とラーメン横丁


spk_1”日本三大がっかり”なんて事も言われています。ご存知の「札幌時計台」です。正式名称は「旧札幌農学校演武場」、明治11年(1878年)に札幌農学校の施設として建設された建物で、これでも国の重要文化財(!)なのです。
札幌は本当に不思議な街です。道内景気は良くないはずなのに、街の再開発は止まることがありません。栄光の歓楽街”すすきの”は凋落が目立ち、有名な「狸小路」もうらぶれたアーケード街へとなっていくようです。JR札幌駅付近に大手デパート・ショッピングモール・家電量販店等が集中して、人の流れが完全に変わってしまいました。現在ではJR札幌駅~大通り~狸小路~すすきの交差点まで地上に出ることなく地下街を歩けます。もう、時計台は「見に行こう」という意思がない限りは、偶然前を通りかかる事はなくなってしまったようです。

spk_2次いで、これまた有名な札幌”ラーメン横丁”です。‥もう一ヶ所”新ラーメン横丁(モグラ横丁)”というのがありますが両者は関係はないようです‥札幌といえばラーメン、札幌市内だけで1000軒近くあるかも知れません(苦笑) そうなれば栄枯盛衰は世の常で、この”ブランド地”の横丁ですら多くの店舗が入れ替わっていました。ごく普通のラーメンなら¥700前後で、ややこしい事をいったら¥1000超えます。なんだか高級食の範疇に近づいています。感心するのが多くのラーメン店で中国人向けの専用メニューが用意されているようです。中国人観光客もガイドブック記載の店舗から出没するのでしょうね(?)それにしても、以前は冬の札幌で異様な厚着をしている多くは内地からの観光客でしたが、いまは完全に『中国人観光客』ですね。

港区・有栖川宮記念公園

120304_2120304_1明治時代の宮様の銅像、三人目は有栖川熾仁親王(ありすがわのみや たるひとしんのう)の騎馬像です。17歳の時、孝明天皇の妹・和宮親子内親王と婚約するも、公武合体策により和宮は将軍・徳川家茂に嫁いでしまうなど、この宮様も数奇な運命に巻き込まれています。戊辰戦争では自ら志願して東征大総監として新政府軍側の総裁に就任しています。静岡まで東征中止の要請に訪れた輪王寺宮親王(後の北白川宮能久親王)との会見を拒絶したのは、昔の婚約者をとられた”腹いせ”だととんでもない事を云われています。この銅像は明治36年に三宅坂の旧陸軍参謀本部に建てられ、昭和37年にこの地(港区・有栖川記念公園)へ移設されています。 【有栖川熾仁親王‥1835年3月17日~1895年1月15日 腸チフスにて満59歳没】

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