平成9年、昭和の建築ビルとして初めて重要文化財の指定を受けた日比谷の『明治生命館』です。現在も本社の一部として使用されていますが、土曜・日曜(年末年始除く)の11時~17時には予約なしで見学することができます。この明治生命館は建築家・岡田信一郎の設計により昭和9年(1934年)の完成ですので、「国会議事堂(昭和11年完成)」と近い時期の完成ですので、「廊下等の下方に据え付けられた掃除機設備」や「投函すると集配室へ手紙が落ちていく設備」…見れば納得、文章表現は難しいです…などが共通した設備があります。国会議事堂内では現役で活躍中ですが、こちらは機能停止になっています。
見学できるのは2階と1階の一部ですが、特に2階の贅を凝らした造りは一見の価値があります。左は会議室です。セピア加工で遊んでいますが、現物もかなりの重厚感があります。部屋には暖炉なども設え、寄木細工(?)風の床の造りが見事です。先日、創業何年とやらで勿体ぶって公開した近隣の同業他社は、なんとも安っぽい造りでした。それに比べると・・・。
見学できるのは2階と1階の一部ですが、特に2階の贅を凝らした造りは一見の価値があります。左は会議室です。セピア加工で遊んでいますが、現物もかなりの重厚感があります。部屋には暖炉なども設え、寄木細工(?)風の床の造りが見事です。先日、創業何年とやらで勿体ぶって公開した近隣の同業他社は、なんとも安っぽい造りでした。それに比べると・・・。