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佃の住吉神社付近にはあまり大きくはないのですが、稲荷社が4社あります。
左)佃天台地蔵尊近く、鳥居は1つですが、中には「浪除稲荷大明神」と「於咲稲荷大明神」の2社があります。
中)「森稲荷神社」です。大阪から移住してきた一族の長「森孫右衛門」邸内に祀られていた稲荷社だそうです。
右)住吉神社境内社の「入舩稲荷神社」です。前述の「八角神輿」はこのお隣の蔵に納められています。



「NPO江戸東京文化研究会」のスタッフ日記です。観光案内にないような話も…
『佃』の風景と云えばこんな感じでしょう(左)。隅田川の河口の江戸情緒を残すレトロな街とリバーシティ21の高層マンション群。古い町並みや釣り船と超高層マンション群。独特の景観が本来はミスマッチのはずなのですが…。『佃』は、天正18年(1590年)徳川家康が関東に下降の際、摂津国佃村から漁民を呼び、鉄砲州向干潟を埋め立てさせて、この地に住まわせたことに始まり、故郷にちなんで「佃島」と名付けられました。元々佃島は”独立した島”だったようですが、現在の町名表記の佃1丁目・佃2丁目北部は、佃島と石川島の継承しています。昭和初期からの古い街並みが残っており、民家と民家の間の路地には何とも風情のある光景が見られます。