旅の案内人・リターンズ

「NPO江戸東京文化研究会」のスタッフ日記です。観光案内にないような話も…

2014年02月

日暮里・太田道灌像

140225_02
 …上杉商事江戸支店長を拝命した「太田道灌部長」は、江戸進出に際して支店を今の千代田区に開設しました。時代を経て上杉商事撤退後、三河から徳川コンツェルンが上杉商事江戸支店があった場所に大規模な本店を構えました。徳川コンツェルンがあまりにも有名になったため、最初の出店者・「太田道灌」の名前が記憶に残ったというのが実際のような気がします。…現在の皇居にも「道灌濠」という名称はありますが、道灌・江戸城があったとされる場所とは異なります。ましてや徳川・江戸城は地形を人為的に変えて築城しているので、恐らくは豊臣・大阪城同様に埋め立てられてしまった思われます。さて…JR日暮里駅前の「太田道灌像」、何故ここにあるのかはいまだに疑問です。近くに「道灌山」という地名があるので何か関係があるのでしょうが…。有名な田舎娘にコケにされる「山吹の里」の伝承もアチコチに在り定かではありません。
・・・・・・・・・・・・・・
なんでも、東御苑に江戸城再建計画があり、太田道灌の子孫が名を連ねていると話を聞いたことがあります。徳川宗家ならまだしもの興味深いお話です(笑) (中)…この騎馬像のタイトルについてのプレートです。 (右)…こちらは東京国際フォーラムの太田道灌像です。
140225_03140225_04140225_05

全員”男”のAllman's

140227_01
【The Allman Brothers Band】=”全員男兄弟のバンド”なんて事をいう方はいないでしょうが…。1969年の結成ですからかれこれ45年(!)続いていることになります。新作が出たというのでしっかり購入しました。最近のライブ盤ではなく1992年のビーコンシアターでのライブですね。という事は、ウォーレン・ヘインズが加入しての2度目の再結成時、『Seven Turns』を発表した時期の音源です。ウォーレン・ヘインズのスライドギターは通常チューニングなので、デュアンやデレクのオープンEとはニュアンスがかなり違っています。このあとウォーレン・ヘインズは脱退、再加入を繰り返し、1999年にはデレク・トラックスが加入。2000年には30年以上もメンバーだったディッキー・ベッツがなんと「ギターが下手」という理由で解雇されるなどのバンドの歴史が始まっていきます。 [上の写真下]=デレク・トラックス加入後の2000年と2003年のビーコンでのライブ盤。2009年のビーコン・ライブのうちECがゲスト出演した2009.03.19と03.20です。エリック氏は”この野郎、勝負だぁ”とばかりに気合い充分のソロを弾きます。335を弾くウォーレン・ヘインズのギターは艶っぽいです(笑)。ECとジェフ・ベックとの共演よりスリリングなような気がします(!)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
140227_02

Allman Brothers Bandはオフィシャル・ライブがやたら多いので無理にブートを購入する必要はないのですが…。MVRからの2009年のビーコンシアターでの40周年記念ライブのものです。赤帯がECがゲスト出演した日の音と映像、青帯がスペシャル・ゲストとの映像です。下はオフィシャル・ライブでも古いとされる1970年ラドローガレージでのオフシャルとブート(TSP)です。TSPはブートらしく写真がいい加減です。もう一つは1970年のフィルモア・イーストで、”グレイトフル・デッド・テープ”として知られる貴重音源です。因みに出世作の『At Fillmore East』は1971年3月の音源です。

向島百花園・梅

140224_01
墨田区東向島の「向島百花園」では2/8~3/9の日程で”梅まつり”が開催されています。向島百花園は、江戸の文化・文政期に、骨董商佐原鞠塢(さはらきくう)が、遊び仲間の文人、墨客と一緒に、民営花園として開園したのが始まりです。豪商の屋敷でも武家屋敷でもなく”民間”というのが”ウリ”なのですが、どうにもこの”ぶんじん・ぼっきゃく/文人墨客”とは如何様臭さが漂います。この方々は「隅田川七福神」を選定する際に、白髭神社→しろい髭→爺さん→寿老神だとか、私物の福禄寿を神社仏閣でもない百花園に配するなどの荒技を多用しています。
こういうのを”粋”というのらしいのですが、暇人が集まってぐだぐだやっていただけとしか思えません(苦笑)。
それにしても今の向島百花園も基本的に「あるがままに任せよ」という方針なのでしょうか、冬枯れの季節には寂しい限りの庭園です。
140224_03140224_02140224_04

湯島天満宮・梅まつり

140221_01
体調を崩していたこともあり約1ヶ月更新を休載とさせていただきました。その間にも季節は確実に進み文京区・湯島天満宮では”梅まつり”の時期となっています。”梅まつり”…櫻の花より梅の花の開花の方が、週末ごとに大雪が降ろうと、日中10℃に届かない日が続こうと「春」はもうそこまで来ている事を教えてくれるようです。
湯島天神は「梅の名所」で、境内には約400本(?)の梅の木が植えられています。また、泉鏡花の小説「婦系図」を元ネタとした映画『婦系図・湯島の白梅』での、主人公・早瀬主税(ちから)とお蔦(つた)の別れ話の舞台になった場所だそうですが…。 泉鏡花の原作には”湯島天神での別れ”の場面は無いのだそうです。映画制作の際して演出的に付け足したのが、映画の印象が強く、有名になってしまったようです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご祀神の菅原道真は、平将門・崇徳上皇と共に日本の三大怨霊神とされていますが、菅原道真だけは「一般人」です。九州に左遷された事を恨んで京都に雷を落としまくり”頼むからやめてぇ”という事で「神様」になったのですから、考えようによっては奇妙なお話です。
140221_02140221_03140221_04

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ