滋賀県近江八幡町の『特別史跡・安土城址』です。「織田信長」により天正4年(1576)からが約3年の歳月をかけて標高199mの安土山に築かれています。完成から3年後に織田信長は「本能寺の変」に倒れ、安土城も事件の流れのなかで焼失しています(放火したのは織田勢らしいのですが…)。現在は、城の「石垣」だけが主に残っています。存在期間が短く、構造等詳細不明な部分が多く、同町には幻の城を再現した(?)「安土城天主・信長の館」と称する施設もあるのですが、【史跡】としてはどんなもんでしょう…?。Pt↑)の一段低いところが天守の地下部分で、Ptの立ち位置が1階のようです。城は典型的な山城で琵琶湖の湖上から見ると壮大な建造物は、権力の象徴としての存在感は圧倒的だったことでしょう。
山裾の駐車場から入園料(入山料)500円也を払い、蝉の声の浴びて石段を登っていきます。石段は往時のものだそうですが、急傾斜で”登城”というより”山登り”のようです。汗をだらだらと流して登ること約20分で天主跡に着きます。眼下には琵琶湖の景観が広がり、往時は山裾まで堀が入っていたようです。なかなか雄大な眺めです。敷地全体としては江戸時代の城のような広大さは感じません。城の存在が「砦」から「どうだっ、凄いだろう的」な権力の象徴へと変貌していく時代の変遷が感じられます。…【山登りに20分、ゆっくり散策して1時間半というところでしょう】…
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1)天主台の説明板です。 2)山裾からの安土城跡です、この山全体が城です。 3)蝉時雨、灼熱の上り坂です。
山裾の駐車場から入園料(入山料)500円也を払い、蝉の声の浴びて石段を登っていきます。石段は往時のものだそうですが、急傾斜で”登城”というより”山登り”のようです。汗をだらだらと流して登ること約20分で天主跡に着きます。眼下には琵琶湖の景観が広がり、往時は山裾まで堀が入っていたようです。なかなか雄大な眺めです。敷地全体としては江戸時代の城のような広大さは感じません。城の存在が「砦」から「どうだっ、凄いだろう的」な権力の象徴へと変貌していく時代の変遷が感じられます。…【山登りに20分、ゆっくり散策して1時間半というところでしょう】…
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1)天主台の説明板です。 2)山裾からの安土城跡です、この山全体が城です。 3)蝉時雨、灼熱の上り坂です。