Pt↑)は「さかみ」ではなく『みかさ』です。明治38年(1905)バルチック艦隊との日本海海戦では連合艦隊の旗艦を務めています。明治35年(1902年)イギリスでの竣工、この時代の日本には戦艦を建造するだけの技術力・国力がなく富士型戦艦2隻、敷島型戦艦4隻の6隻をイギリスに発注しています。戦艦三笠1隻の建造費が1200万円(現5兆円)。これは当時の国家予算の5%とは驚きです。日本海海戦後直後に佐世保港で弾薬庫爆発事故をおこし日本海海戦(死傷者約110名)以上の約440名の死傷者を出すなどで、後年はパッとした戦績はなく退役。芝浦港へ回送途中に関東大震災により着底。そのまま現三笠公園に保存となりました。戦後は米軍の娯楽施設(ソ連はスクラップ化を主張。そりゃぁ無理ありませんが・・)として使用され、その際に甲板より上の構造物の多くは撤去され、現構造物は復原されたものです。オリジナル部分は建造から115年を経た「鉄製の軍艦」として世界的に貴重な遺構となっているそうです。
日露戦争を描いた小説として有名なのは司馬遼太郎のNHKでドラマ化もされた「坂の上の雲」でしょう。「小説」としては面白いのですが、司馬作品を読んで(見て)史実と思い込んむ方々が多く見られりのは困りモンです。「坂の上の雲」と「他の日露戦争史」では違いに唖然とする場面が多々あります。例えば旅順203高地の攻略戦で完全な無能将軍された乃木将軍と伊地知参謀などはいい例です(苦笑)。反対に「竜馬が行く」のように本人の過大評価の極みもありますが。・・大体がご本人の「リョウ」の字は【竜】ではなく【龍】です・・実際のところ「他の日露戦争史」の表現ではT字戦法も東郷ターンも海戦の大勝利を神格化するために創作された気がします。
日露戦争を描いた小説として有名なのは司馬遼太郎のNHKでドラマ化もされた「坂の上の雲」でしょう。「小説」としては面白いのですが、司馬作品を読んで(見て)史実と思い込んむ方々が多く見られりのは困りモンです。「坂の上の雲」と「他の日露戦争史」では違いに唖然とする場面が多々あります。例えば旅順203高地の攻略戦で完全な無能将軍された乃木将軍と伊地知参謀などはいい例です(苦笑)。反対に「竜馬が行く」のように本人の過大評価の極みもありますが。・・大体がご本人の「リョウ」の字は【竜】ではなく【龍】です・・実際のところ「他の日露戦争史」の表現ではT字戦法も東郷ターンも海戦の大勝利を神格化するために創作された気がします。