旅の案内人・リターンズ

「NPO江戸東京文化研究会」のスタッフ日記です。観光案内にないような話も…

2019年02月

国立科学博物館で…。

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上野・東京都美術館での『奇想の系譜展』に続いて国立科学博物館で開催中(31.3/.3迄)の『明治150史周年記念・日本を変えた千の技術博』へ行ってきました。「特別展」と云う事で¥1600/大人で通常展示も見られるのですが、正直この¥1600/大人は「国立」の展覧会としては納得金額なのかは微妙なところです。医療や工業技術など明治年代からの技術には興味深い内容が多々展示されています。展示スペースが限られているのは判りますが解説ラジオ(¥550)を併用しないと解説パネルだけでは理解が難しいと思われます。これだけ各分野に渡る展示が一堂に集められると会場限定販売の「図録・¥2160」を購入すれば完璧ですが、この図録があればわざわざ照明が暗く見学者で混雑する会場を見なくても良いのではないかと思ってしまいます(苦笑)。
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東京都美術館で…。

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上野公園の東京都美術館で(31.4.7迄)開催中の『奇想の系譜展・江戸絵画ミラクルワールド』に行ってまいりました。このところ”是非見たい”と思っている作品展は見逃すということが多く、今回は早い時期にという感じです。この作品展は1970年代に刊行された辻惟雄氏の「奇想の系譜」で紹介されている伊藤若冲、歌川国芳、岩佐又兵衛、狩野山雪、曽我蕭白、長沢芦雪、白隠慧鶴、鈴木其一らの重要文化財を含む作品が展示されています。いずれ劣らず個性的な作品で、西洋絵画にはない想像力や表現は感動もので、作品展自体も大混雑ではないにしても大層な人気のようです。
Pt↓)は会場内限定販売の分厚い図録です。作品の細部までが収録され”買って良かった”の内容です。
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日本橋蛎殻町・水天宮

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多くの日本人にとっての神社との関り合は、産れる前は安産や子授かりを祈願して「水天宮」へ、長じて色気づく頃になると良縁を求めて「出雲大社」や立身出世や商売繁盛を祈願して「稲荷さま」というところでしょうか。ここ日本橋牡蠣殻町の「水天宮」には安産や子授かりを祈願する多くの人達が訪れています。東京(江戸)の「水天宮」は九州・有馬家が久留米から当時の久留米藩上屋敷(港区・三田)に勧請したのが始まりで、明治年間に有馬藩中屋敷跡の日本橋蠣殻町に移転となっています。三田の藩邸内み鎮座では庶民の参拝ができず、藩は幕府から特別に許可を得て一般開放していました。これが「押すな押すなの」大盛況で久留米藩の大きな現金収入となったそうです。
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祀神は実はよく正体が判らない『天御中主神/あめのみなかぬしのかみ』と『安徳天皇・建礼門院徳子・二位の尼』で本店(!)の福岡県久留米市の『水天宮』と同じです。久留米市の「本店」は全国に数多ある水天宮の総本宮で、創建は寿永4年(1185)壇ノ浦の戦いで生き延びた按察使ノ局が久留米へ逃れ安徳天皇と平家一門の霊を祀ったことによります。どこにも安産祈願とか子授け祈願は見あたらないのですが、いつも間にやらそちら関連で賑わうようになりました。それにしても久留米の本店の方が同東京支店と比べると地味な印象を受けます。
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ブートCDの裏通り・61-3

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実際にところBeatles関連のブートは、1)BBC音源を含むLive Tour関連=1966年以降はLive Tourは行ってないのでほとんどが66年以前TVやラジオの音源。2)John Barrett関連の制作過程のアウトテイクの流失音源。3)正規盤のStreo&Monoや各国LPのMix違いを集めた音源。4)そして厄介な「Get Back Session」。さらにLP「Get Back」でのGlyn Johnsのお仕事などに大別されます。これらがLP時代からCD時代へと手を変え品を変え、ジャケを変え装丁を変え、繰り返し繰り返し登場とあたかも「考古学」のレベルになりコアなマニアを直撃してきました。
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早い話「新音源」など期待できるはずはないのですが、技術の進歩というのか数年前だったら考えられないようなブツが次々と登場してきます。そうなるとあの名言【判っちゃいるけどやめられない】となってしまいます。知られた話ですが没になったLP「Get Back」にはアメリカのFM曲で間違って放送された「WBCN版」を含めGlyn Johnsによる3種類のMixがあります。Pt↑)の上左はCD時代初期のYellow DogのGIyn Johns 1st Mixと上右がWBCN Get Back.。下段がMasterdiscの1st Mixと WBCN Get Backです。今聞くと感心しないイコライジングなのですが、当時はこれで充分楽しめました。記憶ではGlyn Johns 2nd Mixは登場したのはかなり後の事だったと思います。 
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発売年は忘れましたが、CD6+1枚組の「Complete JohnBarrett's Cassette Dubs」という流失音源Box登場(流失の過程は有名な話なので省略)。ここからも多種のブツが造られましたが、このセットに含まれていたのがGIyn Johns 2nd Mixだったと思います。思えば、Mr Glyn JohnsはあのゴミみたいなGet Back Sessions tapeからここまで作り上げたものです。”ホワイト・アルバム(イエサブ除外)の次がGet Backだったら残念な評価になっていた事でしょうね。

ブートCDの裏通り・61-2

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Beatlesの「The Roof Top Concert・50周年」を記念するかのように前代未聞のとんでもないブツが発売されました。The Allman Brothers BandのCDR/Boxを超える83枚組(!)。価格が店頭価格で¥5980(通販価格は異る)、内容は1969年1月2日~31日で行われた「Get Back Session」のテープすべてをCD化したという恐ろしいものです。97時間44分07秒、2,187 トラックがのうち Twickenham スタジオが約40時間、Appleスタジオが約57時間の収録となっていて、プラケも紙ジャケもなしの簡易も簡易の梱包でPt↑)で大型の恵方巻状CDが小型の段ボールにドンと入っています。映画フィルムからの音源は数えきれないほどのブートが造られてきました。家のどこかにはグダグダの演奏が続くTwickenhamスタジオの「Get Back Journal」やらAppleスタジオの「30Days」があるはずなのですが、聴き倒した記憶はありません。1日に1枚聞いたとしても83日間、恐らく死ぬまでには何とか聞けるかなと考えながらも性懲りもなく購入。さてさてどうしたものか(笑)。楽曲としたらゴミ同然の内容なのでハイライト的には¥1000ブートの「Black Album」で充分なのですが【83枚組・¥5980】のインパクトには抗えないものがあります(苦笑)。

ブートCDの裏通り・61-1

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1969年1月30日。ロンドンのアップル自社ビルの屋上でのライブが結果としてBetarleの最後のライブとなり、後年に公開された映画「Let It Be」でのハイライトシーンとなっていました。ライブから50年(!)が過ぎ、情報では映画「Let It Be」のリメイク作業が進行中のようです。を「記念」してってことではないでしょうが屋上ライブの「The Roof Top Concert」出来の良い作品が登場してきました。今回は昨年の某店舗の¥1000(ジャケが数種類あるやつ)をお気軽に購入したので、さしたる進化はないと判断で見送予定だっのですが、店舗で試聴するとイヤハヤの内容、即刻購入となりました(笑)。
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元々がレコード用のマルチ・トラックではなく映画撮影時のモノラル音源なので進化にも限度があるハズなのですが、50年の月日で技術の進みはたいしたもの様です。さっそくながらあちこちの段ボールからコレクション数種類を探してきました。Pt↑左がYellowDog(YD015)で20曲中ルーフ・トップの演奏は9曲。続いて2枚組(YD072)ではフィルム音源が水増し的に詰め込まれ曲が増えています。さらなるMasterdisc版(MDCD004)では9曲となるものの、単体での発売とGlyn Johns 1とのセットとい商売上手ものもありました。聞き比べるまでもなく今般の技術で丁寧に作られています。TSP盤などとは比較になりません。TSP盤が登場した時はそれなりの驚きがあったものですが、現在なら単に”音悪!”で終わりです。オマケ的なDVDRも色合いが格段に良くなりオマケには過ぎたるブツですが、この「The Roof Top Concert」は”完売”だそうで、そちらの方が信じられません。 Pt↓)は購入時のギフトCDRです。「Get Back」関連は次回ということで。
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