昨年12月にレスリー・ウェストが逝ったばかりというのに、今度はティム・ボガードとは…。それも盟友のカーマイン・アピスがFacebookで発表なんて…。1944.年生まれの76歳、癌で闘病中との事でしたがこうも続くとガックリきます。バニラ・ファッジの1作目で「なんじゃこれ」のベース。4作目の【ニア・ザ・ビキニング】のブレイク・ソングでのアピスのドラム・ソロとボガードのベース・ソロは「すごかったなぁ」…(笑)。2002年にジョン・エントウィスルが20014年にジャック・ブルースが逝きこれで【爆音ベース三人衆】がみんな逝ってしまったことになります。 【Pt↑はWebより】
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ティム・ボガードが亡くなって2週間あまりの1月下旬、西新宿某店舗にBB&Aの新作ブートが登場しました。Infoでは1974.01.29のエディンバラ公演でBB&Aでの最終公演とされてきた01.26の『Rainbow 1974 1St Show』の3日後という事になります。音はRainbow Theatreには及びませんが1974年のオーディエンス割引という事で…(苦笑)。数日間、ヴァニラ・ファッジ、カクタス・BB&Aと最強リズム隊の作品群を通して聴くとBB&Aが短命なった理由が見えるようです。正直、BB&Aでのベックの本気度が薄く感じます。楽曲もカクタスの延長線でこれならならジム・マッカーティで良かったのでは。勘ぐればB&Aに必要だったのはBの知名度だったかも知れません。それもこれも『歴史』の彼方に消えていきます。
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日本での人気はやっぱりあのババァならぬ BBA=ベック・ボガード&アピスでしょうね(苦笑)。ベックの交通事故で結成が1年遅れたとはいえ、たった1枚のスタジオ盤と日本限定のライブ盤で極々短命に終わったですが,、LPの帯には「クリームを超えた世界最強のロック・トリオ~」とあるのですが、どうしてもベックの本気(特にライブでは)を感じられません。協調性など皆無のボガードとお山の大将のベックでは短命なのは当然の結果です。頚になったのはベックの方では(笑)。
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Ptは代表的なブートで、来日公演寸前の1973.04.26のシアトル、1973.05.14の東京・武道館、1974.01.26のロンドン・レインボーです。3人編成のバンドとは思えないほどの音圧です。オフシャルはスタジオ盤と1973年の大阪厚生年金会館でのライブ盤です。ベックが日本のみの発売をOKした貴重なBBAライブです。世界水準で出せる価値がないとの判断でしょう。サイズが大きいのが演奏順に並べ直した再発盤ですがカットされた曲は追加収録されませんでした。
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ヴァニラ・ファッジとBBA中間がカクタスです。ベックの交通事故での繋ぎ的存在です。1作目のやばい絵のジャケと音圧の凄まじく、ジム・マッカーティの硬質なGとボーガード・アピスの馬鹿野郎リズム隊が印象的でした。BBAはこの延長線ですがボーカルの弱さはどうにもなりません。ベスト盤以外はライノ・ハンドメイドの恐ろしく高額なCDで、1枚だけ再発でお安くなったブツが入っています。
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ヴァニラ・ファッジは1966年にマーク・スタイン、ヴィンス・マーテル、ティム・ボガード、カーマイン・アピスでBeatleやR&B等を斬新なアレンジで発表「キープ・ミー・ハンギング・オン」は大ヒットしました。メンバーの変遷を繰り返しバンドとしては継続しているようです。残念ながらCDはヒット作以外は廃盤になっています。特に4枚組のBoxSet(中央)は中古でもとんでもない価格で、それ以上に大変なのはオリジナルCD集めかも知れません。
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高校時代にヴァニラ・ファッジの1作目を購入した理由はよく覚えていません。1曲目が「涙の乗車券/Beatles」とシングル盤と異なる「Keep Me Hanging On」、1作目ではリズム隊も大人しいもので(苦笑)。2作目【Beat Goes On】と3作目【Renassance】は徐々にエンジン全開、4作目ライブ盤【Near The Beginning】でのLP片面フルの「Break Song」の凄まじいこと(!)。後のカクタス、BBAの原型といった感じです。第1期最後の【Rock & Roll】はあまり印象がなく、つづく『カクタス』の凄まじいまでの疾走感(1作目のジャケ写は良く採用されたものです)はあきれ返るほど(笑)。『BBA』はベックの経歴からすると汚点なのかも知れませんが、ボガード&アピスのどんなGと演っても我を押し通すリズム隊は間違っても(あり得ませんが)一緒には演りたくありません(笑)。
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ティム・ボガードが亡くなって2週間あまりの1月下旬、西新宿某店舗にBB&Aの新作ブートが登場しました。Infoでは1974.01.29のエディンバラ公演でBB&Aでの最終公演とされてきた01.26の『Rainbow 1974 1St Show』の3日後という事になります。音はRainbow Theatreには及びませんが1974年のオーディエンス割引という事で…(苦笑)。数日間、ヴァニラ・ファッジ、カクタス・BB&Aと最強リズム隊の作品群を通して聴くとBB&Aが短命なった理由が見えるようです。正直、BB&Aでのベックの本気度が薄く感じます。楽曲もカクタスの延長線でこれならならジム・マッカーティで良かったのでは。勘ぐればB&Aに必要だったのはBの知名度だったかも知れません。それもこれも『歴史』の彼方に消えていきます。
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日本での人気はやっぱりあのババァならぬ BBA=ベック・ボガード&アピスでしょうね(苦笑)。ベックの交通事故で結成が1年遅れたとはいえ、たった1枚のスタジオ盤と日本限定のライブ盤で極々短命に終わったですが,、LPの帯には「クリームを超えた世界最強のロック・トリオ~」とあるのですが、どうしてもベックの本気(特にライブでは)を感じられません。協調性など皆無のボガードとお山の大将のベックでは短命なのは当然の結果です。頚になったのはベックの方では(笑)。
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Ptは代表的なブートで、来日公演寸前の1973.04.26のシアトル、1973.05.14の東京・武道館、1974.01.26のロンドン・レインボーです。3人編成のバンドとは思えないほどの音圧です。オフシャルはスタジオ盤と1973年の大阪厚生年金会館でのライブ盤です。ベックが日本のみの発売をOKした貴重なBBAライブです。世界水準で出せる価値がないとの判断でしょう。サイズが大きいのが演奏順に並べ直した再発盤ですがカットされた曲は追加収録されませんでした。
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ヴァニラ・ファッジとBBA中間がカクタスです。ベックの交通事故での繋ぎ的存在です。1作目のやばい絵のジャケと音圧の凄まじく、ジム・マッカーティの硬質なGとボーガード・アピスの馬鹿野郎リズム隊が印象的でした。BBAはこの延長線ですがボーカルの弱さはどうにもなりません。ベスト盤以外はライノ・ハンドメイドの恐ろしく高額なCDで、1枚だけ再発でお安くなったブツが入っています。
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ヴァニラ・ファッジは1966年にマーク・スタイン、ヴィンス・マーテル、ティム・ボガード、カーマイン・アピスでBeatleやR&B等を斬新なアレンジで発表「キープ・ミー・ハンギング・オン」は大ヒットしました。メンバーの変遷を繰り返しバンドとしては継続しているようです。残念ながらCDはヒット作以外は廃盤になっています。特に4枚組のBoxSet(中央)は中古でもとんでもない価格で、それ以上に大変なのはオリジナルCD集めかも知れません。
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高校時代にヴァニラ・ファッジの1作目を購入した理由はよく覚えていません。1曲目が「涙の乗車券/Beatles」とシングル盤と異なる「Keep Me Hanging On」、1作目ではリズム隊も大人しいもので(苦笑)。2作目【Beat Goes On】と3作目【Renassance】は徐々にエンジン全開、4作目ライブ盤【Near The Beginning】でのLP片面フルの「Break Song」の凄まじいこと(!)。後のカクタス、BBAの原型といった感じです。第1期最後の【Rock & Roll】はあまり印象がなく、つづく『カクタス』の凄まじいまでの疾走感(1作目のジャケ写は良く採用されたものです)はあきれ返るほど(笑)。『BBA』はベックの経歴からすると汚点なのかも知れませんが、ボガード&アピスのどんなGと演っても我を押し通すリズム隊は間違っても(あり得ませんが)一緒には演りたくありません(笑)。