stratotele新しい年の1回目は番外編から始まります。
左)Fender/Stratocaster62と右)Telecasuter、
我が愛器たちの代表です。このギターのオリジナルが世に出たのはストラトキャスターが1954年、テレキャスターが1951年ですので、60年前のことです。モチロンこれはオリジナルではありませんが…オリジナルであればハゲハゲのボロボロでも数百万円します…ギターとしての基本的構造は60年間何も変わっていません。工業製品としての電気ギターが、高機能の新製品が次々と発売されるにもかかわらず、長い年月変わらずに市場に受け入れられているのはとても不思議なことです。木を削って成型してネジで止めて塗装してあるだけ、木工工芸品として価値はありません。ヴァイオリンでいう「名器」とはかけ離れた存在です。それでも歴史の浅いアメリカの工業製品としては、伝統工芸品と呼んでもよい存在かも知れません。
左のストラトは数年前に札幌のリサイクル・ショップで偶然出会い仲良くなって、以後ライブ・イベントで必ず使用する、いわゆる”当たり”のギターです。工場ライン生産でも当たり、ハズレが多いのはアメリカ製品ならではなのですが‥。やや専門的になりますが、同じギターでも弾く人により出てくる音は全く違います。とくにテレキャスターは構造が簡単な分、ギター中級者でも手に余すくらい「気難しい」ギターなのです。

無理やりの感もありますが(笑)東京の下町の伝統工芸品には、歴史に培われた優れた製品が沢山あります。価格だけなら安価な輸入品も多く出回っていますが、日本の文化風土の中で今でもその価値を残している品々が沢山あります‥。今年はこのブログのなかでも紹介していければと思います。