gijido今回は国会議事堂です。正面タワーに向かって左が衆議院、右が参議院です。現在は申込みによりどちらも参観ができます。参観受付は議事堂裏手に衆議院、参議院ともありますが、参議院は土・日・祭は休館です。また、本会議開催等の事由のより参観中止になることもあります。
国会議事堂は大正9年から17年の工期をかけて当時の日本国の威信をかけて建設されました。一般公募による設計(何故か1等賞が採用されていません)、日本全国から集めた建築資材(現在では資材を集めるのが不可能な資材も多々あります)、建設会社にこだわって建設されています。それでも当時の日本の技術では作れなかった設備、1)天井のステンド・グラス2)各部屋の鍵(マスター・キー)と郵便ポストなどは一部輸入品を使用しています。当時は天皇制が絶対に時代でしたので、陛下に関連する施設には驚くほど多額の費用がかけられていました。館内は今の使用に対応できるよう手が加えられていますが、基本的には完成時の姿をとどめています。区画により異なる産地の壁の石材、中庭の池から冷気を取り込み館内に送る冷房施設、廊下に設置された掃除機用の設備など当時の技術水準の高さが伺えます。意外な事には、国会議事堂は現役で使用されている建物のため重要文化財にも、国宝にも指定されていません。「国会議事堂」が他へ移転し、ここが国会でなくなった時には、間違いなく国宝建物となるでしょう‥。
※他にも意外な見所が数多くありますので、今後も続編を掲載予定です(!)