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「JR新都心駅から5分程、旧中山道沿いの一之鳥居から神社に本殿まで約2㌔の「氷川参道」が続きます。約2㌔のもある参道は全国的にも例はなく恐らく「日本一の長い参道」でしょう。二之鳥居、三之鳥居と続き「武蔵一之宮・大宮氷川神社」本殿までは徒歩10分以上かかります。明治元年、東京遷都では明治天皇は当社を武蔵国総鎮守・勅祭社と定め関東の神社の中で最初に親祭を行い、この後に大宮氷川神社を含む「東京十社」を定めます。主祭神は、須佐之男命・奇稲田姫命・大己貴命。平安時代後期には関東武士団に広く信仰され、多くの分社が建てられます。埼玉県や東京に「氷川神社」が多いのもこんな理由なのでしょう。この参道は江戸初期には中仙道だったのですが、神社の参道では「恐れ多い」との理由で街道を付け替えています。元々は現大宮駅から岩槻あたりまで広大な敷地があったそうです。
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