shiomizaka天守台跡から左に桃華楽堂、宮内庁楽部を見て「汐見坂」に進みます。明暦に大火の後本丸が拡張されたのに伴い、この坂が設けられました。思いのほか急な坂ですので雨天時などは充分に足元に気をつけてください。坂の上からは右に「白鳥濠」、正面に二の丸雑木林が見渡せます。二の丸雑木林はかつての武蔵野の面影を残す意向により手を入れてないと云われていますが。東京近郊で子供時代を過ごした身とすれば、どこかで見た風景にしか見えません。この雑木林の奥には二の丸庭園があります。
坂道を下り右に進めば大手門へ戻れます。左に進めば「平川門」から毎日新聞社前へ出られます。この平川門は大奥の女中方が出入りした門です。春日局が門限までに城に戻れず足止めさせられたのはこの門でした。また平川門に付随する形で「不浄門」と呼ばれる門があり、城内で死亡者や罪人がでた場合はこの門から城外へ出されました。生きたままこの門から出たのは”浅野の殿様”だけと言われていますが、そんな事は無いと思います。