yanaka_5谷中霊園は、都立谷中霊園・天王子墓地・寛永寺墓地の区域を含んで「谷中墓地」と称され、約10㎡の敷地に約7000基の墓があります。桜の季節は特に賑わうのですが‥。「桜の木下には死体が埋まっていて、桜の花びらの色は血の色だ‥」なんて言い伝えもなんとなく判る気がしますねっ。
中央通路の途中に、幸田露伴の小説『五重塔』のモデルになった五重塔跡(写真)があります。跡といっても実際に残っているのは「礎石」だけなのですが‥。この五重搭は昭和32年7月6日の早朝の心中による放火で消失しています。案内板には五重搭が炎上している写真の展示があり妙に生々しさが感じられます。
心中を図ったのは50歳代と男と20歳代の女。不倫関係の清算を図るための心中とされています。「不倫のもつれ」なんてのは何時の時代にもある話ですが「文化財を道連れ」はかなりの非難を浴びたことでしょう。数年前に搭の再建計画が報じられましたが、その後の進展はあるのでしょうか?
谷中墓地には徳川15代将軍慶喜・渋沢栄一・横山大観・鳩山一郎・長谷川一夫などの多くの有名人が眠っています。昨今は谷中墓地を始め雑司が谷、青山墓地などで「有名人墓参り巡り」と称して墓参する方が増えているらしいですが、なんとも理解できません。著名人は生きて活躍している事で評価されるべきで、折角静かに眠っているのに、見ず知らずの赤の他人がいきなり訪ねてくるのは迷惑だと思わないのでしょうか‥。
そんな暇があれば、もっと自分の家の墓参りに行くべきです(!)

★たま~に見るのですが、昼メロの『さくら心中』。なにがドロドロってこれほどドロドロも話もないでしょう(!)HPを見るだけででも、ドロドロ感が伝わってきます(笑)