yasukuni千代田区九段北、あの「靖国神社」です。1868年(明治2年)戊辰戦争の朝廷方戦死者を慰霊するため大村益次郎(村田蔵六)により「東京招魂社」として創建されました。1879年別格官幣社として「靖国神社」と改称されています。祭神は戦没者英霊とされ、西南戦争(西郷隆盛は除外)以降日清・日露戦争、満州事変、支那事変、太平洋戦争までの戦没者が対象となっています。(戦没者の格付けはややこしいので、ここでは省略します) 極東軍事裁判(東京裁判)などの軍事裁判で処刑された方々は特に「昭和殉難者」と呼ばれています。総理大臣の参拝で問題視されるのは昭和殉難者についてですが、実際はこれを遥かに上回る”日本国の為に戦死していった方々”の霊が祀られているのですが‥。
この日は天気も良く暖かで桜満開の日だったのですが‥。花見の宴をしている人が殆ど見かけませんでした。競争率が高いので有名な観光バス駐車場には1台も駐車していません(!)自粛ムードもここまで来てしまうと日本経済がホトホト心配になります。 
本殿向かって右手には「遊就館」という併設展示施設があります(大人¥800) こちらには22室の展示室に戦没者の遺書や遺品が展示されています。20歳にも満たない兵隊が残した”遺書”には心うたれるものがありますよ。