umayabashi厩橋は台東区蔵前と墨田区本所1丁目を結び、橋上の道路は春日通り(都道453号本郷亀戸線)です。橋長は151.4m、橋幅は22mあります。この厩橋はアーチが上、道路が下のタイプです。元々は江戸・元禄年から続いた「御厩の渡し」のあった場所で、1874年現在よりやや下流に造らていました。1895年に架け替えられ、その後関東大震災により被災、復興計画により現在の橋に架け替えられました。3連アーチ構造と緑色の塗装が印象的な美しい橋です。厩橋の名称は江戸時代には蔵前近辺に米蔵が数多くあり、米を運搬するための馬が飼われていた厩(馬屋)があったことに由来したいるそうです。
そんなことから橋柱には「馬」をデザインしたガラス細工が組み込まれている等、各所に「馬」にまつわるデザインが施されています。
この橋付近の地下には都営地下鉄大江戸線が通っているのですが、上下線とも厩橋の真下を通らず橋を避けるように迂回しているそうです。戦時中であれば橋が爆撃されたおりに地下の施設した鉄道に害を及ぼさないように、このような迂回設計が一般的だったのですが戦後に造られた地下鉄にしては旧方式に従ったという不思議な造られかたをしています。都営大江戸線については路線各所に不思議な設計があり、公表されていない地下施設を再利用しているなどとも云われていますが、何分にも地面の下のことなので分かりませんね。