matuchiyama_1「待乳山聖天/まつちやましょうてん」として知られる「本龍院」は浅草寺の子院のひとつです。創建は推古天皇の時代とされ、夫婦和合と金運にご利益のある「大聖歓喜天・十一面観音」が祀られています。
隅田川べりの小高い丘の上にあり、江戸時代は周囲が良く見渡せる名所だったそうで、多くの浮世絵や詩歌の題材ともなっていたそうですが、今ではその面影はありません。時代小説家の池波正太郎氏は1923年に待乳山聖天傍で生まれたそうで、本龍院の入口に池波正太郎生誕の碑が造られています。言問通り、言問橋西の交差点から墨田公園に沿って歩いた道路沿いにあります。”招き猫発祥の今戸神社”にも近いのですが、今戸神社=縁結びのパワー・スポットほどのインパクトに弱いのか、訪れる人もやや少ないようです。待乳山聖天と今戸神社の中間くらいに運河を埋めたてた公園がありますが、かつては王子方面から舟で吉原遊郭や浅草に来られたそうです。当時は歩く以外の交通機関と云ったら舟の利用が一番便利だったのですね。この付近には、隅田川・浅草側には待乳山聖天や今戸神社。さくら橋を渡って対岸には三囲神社、更に牛島神社と創建の古い特徴のある神社も多くあります。