0sen_10sen_2靖國神社・遊就館1Fに「零式艦上戦闘機(零戦)52型」が展示されています。零戦は支那事変から大東亜戦争を通して使用された旧海軍の主力戦闘機で航続距離や運動性など当時としては卓越した戦闘機でした。この52型を含め1万機以上も製造されましたが、ごく僅かな機体しか現存しておらず、オリジナル状態で飛行可能な機体は現存しません(アメリカにある飛行可能な零戦はかなり手を加えています)。日本では現行法律をクリアして飛行可能にするにはかなり難しいようです。因みにこの零戦は平成14年に河口湖自動車博物館より献納された機体だそうです。

近くで見ると「兵器」特有の”美しい姿”をしています。三菱製の機体なので”三菱製を表す塗装”がされています。靖国神社で展示ともなると細部にまで考証を重ねているのでしょうか。=この辺りは”マニア”の範疇ですが‥=
吉村昭氏著の「零式戦闘機」によると、三菱名古屋工場で製造された機体は各務原飛行場まで”牛車”で運搬されていたそうです。他に輸送手段がないにしても、最新鋭の機体を牛が運んでいたとは‥驚きです(!)

靖國神社の「遊就館」は有料施設で見学には2時間程度必要ですが、この零戦の置いてある展示ホール(SLと野砲の展示、喫茶店、売店が有)までは無料で見られます。