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府中駅から旧甲州街道を渡ると大國魂神社の社号票と大鳥居があります。隣の”府中観光情報センター”には府中の観光案内やパンフレットが置いてありますので手に入れておきましょう。参道を進むと「随神門」が見えてきます。この近辺は奈良時代から平安時代にかけて関東(古代武蔵国)の政治・文化・経済の中心として賑わった地だったのでしょう。神社の空気感や樹齢を重ねたケヤキ並木などにも2000年の時の流れや”神々が憩う場所”という感じに溢れています。
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「随神門」は再建されたばかりなので”木の香り”が漂っています。門を守る神様の像は本殿側の恵比寿天、大黒天など四体。大変カラフルの造られています。この先にさらに中雀門があり拝殿、本殿となります。元々が武蔵の国中の神社を一ヶ所に集めて祀ったとされていますが、主たる祭神が出雲の大国主神と同神となっており、神社の由緒書きには『大昔武蔵野国を開かれて人民に衣食住の道を教えられ医療法やまじないの術を授けられた御方で俗に福神又は縁結びの神として著名な御方』とあります。さらに武蔵野国の著名な神様の揃い踏みです。