togo若者の街・原宿に「東郷神社」があります。祭神は日露戦争・日本海海戦でロシア・バルチック艦隊に対し海戦史上稀な大勝利をあげた連合艦隊司令長官・東郷平八郎元帥です。創建は昭和15年の5月27日(海軍記念日/日本海海戦の日)とそう古くありません。同じ日露戦争の旅順攻防戦での将軍・乃木希典が乃木神社として創建されたのに対して海軍軍人により東郷神社の創建が計画されたそうです。こんなところにも当時の海軍と陸軍、さらには乃木稀典・長州出身、東郷平八郎・薩摩出身の対抗意識があったのでしょうね。東郷元帥自身は自分が死後「神」として祀られるのを嫌がっていたそうです。国威高揚が声高に叫ばれていた時代ですから止めようがなかったのでしょう。神様になりたくなかった神様にお参りするのもなんとなく妙な感じがします。
日本海海戦でのロシア艦隊は総38隻の内、撃沈19隻、捕獲5隻、逃亡中に沈没や抑留10隻の計34隻という壊滅的損害を被り、日本側の損害は水雷艇3隻のみというありえない大勝利です。中学生のサッカーチームがJリーグに勝ったようなものですから、東郷司令長官が神格化されるのも無理はありません。とは云え”東郷ターン”はかなり無謀な作戦なので一歩間違えればどうなっていた事やら(苦笑)。歴史とはそんなものですが・・・。
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横須賀港に「戦艦三笠」が記念艦として展示されていますが。あまりにも貧弱な戦艦なのには驚かされます。