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『月形・樺戸集治監』を題材にした資料本や小説が出版されています。

 右)「樺戸監獄史話」‥寺本界雄氏著・初版は昭和25年8月21日、樺戸郡月形町発行となっています。
旧カナ使いの部分もありチョット読みにくい部分がありまが、監獄に付いての沿革・歴史・人物史に加え収監された犯罪者に付いての記載も収録されています。
 中))「樺戸集治監獄話」‥寺本界雄氏著・初版は昭和53年2月15日、樺戸郡月形町発行です。
本の装丁が違うので購入時に気がつきませんでしたが、なんと同じ著者です。前著作と概要は同じですが、より充実しており文体もかなり読み易くなっています。‥この本はアマゾンの中古にありました‥著者略歴がよく判りませんが、地元の在住史家の方と思われます。右&中の本は月形樺戸博物館で購入しました(各¥1000)
 左)『赤い人』‥吉村昭氏著・講談社文庫です。
タイトルの「赤い人」は囚人の獄衣が”赤い色”をしていた史実によります。正直職業小説家の文章ですので前者と格段の違いはあります。当時の囚人による北海道開拓史の様子がよく書かれています。入手のし易さを考えてもこの文庫本がお勧めです。
kuma
ついでと言ってはナンなんですが‥地方の出版社では興味深い書籍が出版されている事があります。
右の本は札幌の共同文化社・1994年12月9日(!)発行・木村盛武氏著の「慟哭の谷」という書籍です。大正15年12月9日(!)北海道・宗谷岬の方、苫前村で起きたヒグマによる大惨劇のドキュメントです。
左の吉村昭氏の「羆嵐」はこの実話を元に(脚色された部分があるものの)小説として書かれています。