tuki_6tuki_5さいたま市浦和区の調神社の様子です。今年のお正月は”卯年”ということで大人気だった昨年程の混雑はないだろうと予想していましたが、そうでもなかったようです。神社や浦和市教育委員会によると”つきじんじゃ”とありますが”子供の頃から親しんだ名前は変えられません。あくまでも”つきのみやじんじゃ”です。写真で切り取ると混雑しているように見えます‥(笑)
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tuki_1tuki_2左の写真は江戸時代中期の享保年間(1733年)頃に建立され安政年間までは調神社本殿として使用された建物で、現在の本殿の奥に境内社の稲荷社として鎮座しています。調神社のほうが「延喜式」にみられる穀物関連の古社ですから、元々が五穀豊穣の神のある稲荷社に変わったとしても違和感はありません。この稲荷社‥鳥居の社号には「稲魂社」とあります‥のきつね像はごく普通の像ですが、右の写真にある3羽(白兎の上方にさらに2羽)のうさぎの彫刻など、そこらの稲荷社には見られない凝った彫刻が見られます。まぁ”元”が元ですから‥。
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tuki_3tuki_4旧本殿建物の脇、左右にうさぎの彫刻がはめ込まれています。右は彫刻は日焼けが目立ちますが、左は程度も良くうさぎの表情までわかります。以前は違う神様が居た本殿に後に諸般の事情により違う神様が引っ越してきた例は結構あるようです。上右もそうですが、このようなうさぎの彫刻は波の上をうさぎが跳ねている情景が多いのですが、”因幡の白兎”の伝承と関係があるのでしょうか?