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上野動物園の敷地内の重要文化財の『旧寛永寺五重の搭』です。残念ながら動物園内なので見るには動物園の入場料を支払わなければなりません。もともとは上野東照宮に付随して寛永8年(1631)に造られていますが火災により焼失、寛永16年(1639)に再建されています。高さは36.4mあり明治年間の神仏分離令により東照宮から寛永寺に管理が移り、1911年に重要文化財に指定され現在は東京都の管理となっています。法隆寺の五重塔とは異なり1階の屋根から最上階の屋根の面積が同じ(法隆寺は上層階に従って屋根の面積が縮小)となっています。見ようによってはバランス悪く感じられます。これ以上搭にはは近寄れないので残念ですが龍の彫刻や極彩色の十二支は良く見えません。
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