spk_1”日本三大がっかり”なんて事も言われています。ご存知の「札幌時計台」です。正式名称は「旧札幌農学校演武場」、明治11年(1878年)に札幌農学校の施設として建設された建物で、これでも国の重要文化財(!)なのです。
札幌は本当に不思議な街です。道内景気は良くないはずなのに、街の再開発は止まることがありません。栄光の歓楽街”すすきの”は凋落が目立ち、有名な「狸小路」もうらぶれたアーケード街へとなっていくようです。JR札幌駅付近に大手デパート・ショッピングモール・家電量販店等が集中して、人の流れが完全に変わってしまいました。現在ではJR札幌駅~大通り~狸小路~すすきの交差点まで地上に出ることなく地下街を歩けます。もう、時計台は「見に行こう」という意思がない限りは、偶然前を通りかかる事はなくなってしまったようです。

spk_2次いで、これまた有名な札幌”ラーメン横丁”です。‥もう一ヶ所”新ラーメン横丁(モグラ横丁)”というのがありますが両者は関係はないようです‥札幌といえばラーメン、札幌市内だけで1000軒近くあるかも知れません(苦笑) そうなれば栄枯盛衰は世の常で、この”ブランド地”の横丁ですら多くの店舗が入れ替わっていました。ごく普通のラーメンなら¥700前後で、ややこしい事をいったら¥1000超えます。なんだか高級食の範疇に近づいています。感心するのが多くのラーメン店で中国人向けの専用メニューが用意されているようです。中国人観光客もガイドブック記載の店舗から出没するのでしょうね(?)それにしても、以前は冬の札幌で異様な厚着をしている多くは内地からの観光客でしたが、いまは完全に『中国人観光客』ですね。