roku01roku2「鹿鳴館」という建物名は知っていても、建っていた場所については意外と知られていないようです。写真左:奥の建物が帝国ホテル、手前のガラス張がNBF日比谷ビルで道路の反対側は日比谷公園で、鹿鳴館はこの辺りに位置していました。「鹿鳴館(ろくめいかん)」とは外国からの賓客や外交官を接待するために明治政府によって薩摩藩屋敷跡に建てられた社交場であり、当時の欧州を真似た政策の象徴となっています。鹿鳴館外交と呼ばれ、夜な夜な皇族や政府要人夫人の舞踏会が開かれていたそうです。とはいうものの当時の日本女性の平均身長は140㎝前後。あたかもドレスを着た小学生がウロウロしていたという感じだったのでしょう(笑)この建物自体は昭和20年の東京大空襲により焼失しています。写真右:鹿鳴館が在った事を示すプレートがあります。