kawa_01kawa_02隅田川架橋を巡る(Ⅱ)の一回目は浅草・吾妻橋からです。吾妻橋を出発して清州橋(きよすはし)までは、川沿いのテラスも整備され、下町ならではの観光ポイントも数多くあります。名所旧跡を巡りながら歩いて行くと約3時間の行程になります。この吾妻橋は橋長150m、幅22.2m、3連ヒンジアーチ橋です。最初のこの地に架橋されたのは1774年(安永3年)ですから240年も前の事です。現在の橋は関東大震災により木造の橋が焼け落ち、1931年(昭和6年)に架け替えられています。江戸時代には「大川橋」と呼ばれていたこの橋の名前の由来は、江戸の東(あずま)にあるから説や吾妻権現の参道説などがあるそうです。例によってここでもつまらない諸説が入り乱れています。

kawa_05kawa_04吾妻橋は東京都の『隅田川著名橋の整備』の事業により浅草寺をイメージ(?)して赤く塗られています。浅草側からはアサヒビール付近が一望できます。例のウ●コオブジェはバブル崩壊とともにその名前が消えたフランスのデザイナー「フィリップ・スタルク氏」の作品で「炎のオブジェ」の名称だったと記憶しています。炎は”新世紀に向かって飛躍するアサヒビールの燃える心”を象徴しているということなのですが、コンセプトやらなんやらで煙にまかれた結果がコレです。せめて孫悟空でも乗せておけば良かったかも知れません。今は「ウ●コビル」でWeb検索するとHitしまうのが何とも情けないです(笑)。