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隅田川の数ある橋にも”平成生まれ”が登場してきました。東京都管理の『中央大橋』は橋長210.7m、幅24.0m、平成6年の完成です。平成18年2月には『千住汐入大橋』が完成して最新の座は明け渡しましたが、機能性とコスト重視の昭和年間の橋とは異なり優美なデザインになっています。主塔は云われてみれば「兜」をイメージだそうで、隅田川とセーヌ川が「姉妹川」の提携を結んだ記念としてパリ市からブロンズの女神像が寄進されています。それにしても都が管轄する橋としては、バブルの絶頂期とのこともあり分不相応なほどの贅沢な造りです。この後年東京都はゲート・ブリッジの建設に於いて予算がなくなり、国に泣きつくという失態をやらかすことになります(笑)。
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Pt↑)は石川島側からの眺めです。右に中央大橋の主塔、左に亀島水門、中央が霊岸島あたりです。この地に明治年化に造られたのが「霊岸島水位観測所」です。日本の高さの基準は国会議事堂前の公園に設置された「日本水準原点」ですが、使用される数値は霊岸島で観測された海面高の平均値(現在は「油壷検潮所」の観測値を使用)から決められていました。また江戸慶長年間に幕府により「江戸湊」が作られ江戸水運の中心地として、昭和11年までは伊豆七島など諸国航路の出発地として賑わっていいました。
Pt↓)は友好の印としてパリ市長から贈られた「メッセンジャー」と称する彫像です。彫像は川側向きなのでこの位置からだとなんだかわかりません。もう一つの橋が中央区佃と江東区越中島を結ぶ橋が長さ149m、幅22mの「相生橋」です。
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