072101072102これが『ニュルンベルクの鉄の処女』です。その手のマニアの方にはたまらない知れません。これは中世ドイツの拷問・処刑具で、鉄製の人形の内側に、沢山の針(針というには太すぎる)が取り付けられていて、中に人を立たせて扉を閉じると針が体中を刺し貫いて、じわじわと死に至る…(説明を聞いただけで”謝って”しまいます)…絶命後に扉を開けば底板が抜けて死骸は床下に転落、さらにはニュルンベルク城の外に排出される仕組みだそうです。犠牲者は即死せずに苦しめ、執行側は死骸処理に手を汚さない。なんとも考えられた”作品”です。

072103072104隣に見えるのが、これまたメニアにはたまらない説明不要の”ギロチン”です。フランスの医師「ギョタン」が処刑時に死刑囚に苦痛を与えず即死させる器具を提案したため「ギョタン」の日本語読みで「ギロチン」となったそうです。1793年フランス国王ルイ16世や王妃マリー・アントワネットが処刑されたのは有名な話です。フランスでは死刑廃止の1981年まで使用されていたそうです。それにしても”苦痛を与えず即死させる”とは…。両者とも昭和初期のレプリカだそうですが、パンフレットによると「我が国内唯一」の展示資料だそうです。(確かに!)

こちらはSM資料館ではなく、神田駿河台の『明治大学博物館』の展示資料です。アカデミーコモン館の地下にあり誰でも見学することができます(10:00~17:00、無料、休館は要問合せ)。他にも考古学部門や商品部門で有意義な展示物があるのですが、この刑事部門の興味深い展示物には圧倒されてしまいます。