072804072801上野のお山「国立科学博物館」通称:科博は独立行政法人国立科学博物館が運営する博物館施設です。今の時期の冷房状況は、ごく普通ですが入館料¥600/大人の割には充分に楽しめる施設になっています。一時期の展示物の水準はかなり下がっていましたが(現在も地球館の一部は子供だましですが…)日本館の展示物は上がってきています。写真の日本館の建物は2008年6月9日に重要文化財として指定されていますが、元々は関東大震災の帝都復興事業の一環で1931年9月に東京科学博物館本館として完成した建物です。

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日本館の建物はいかにも「博物館」としての風格に満ちています。写真左は1階から吹き抜けの天井を見上げています。最後部はドーム型天井にステンド・グラス…。写真右は3階から1階の床のモザイクを撮っています。”これぞ博物館”と云った感じです。なんでも上空からみると飛行機の形をしているそうですが、展示場の他、天体観測用のドームや講堂などの設備をあり、現在の建築基準法のでも問題なく関東大震災クラスの地震に対しても耐えられるように作られているそうです。

072805072806残念と云おうか…日本を代表する「スーパースター犬」の剥製が何気に展示されています。考えようによっては”静かな暮らし”なのかも知れませんが…。左の白い大型日本犬は、かの有名な『忠犬ハチ公』の剥製です。展示プレートには…秋田犬(ハチ)・秋田県の大型在来種。古くからマタギ犬として利用されてきた…。なんじゃそれは!。右の毛がフサフサな犬は、これまた「南極物語」での超スーパースター『ジロ君』です。”こんな所にいらっしゃたのか…”と感心する一方。ハチ公は銅像に、ジロ君は歌にまで歌われた超有名犬が、犬コーナーの一部でしかないのには呆れるのを越して怒りすら感じます。私たちの上の世代は『忠犬ハチ公』が、我々の世代『南極のジロ』がヒーロー犬でした。それをこの展示の扱いは…。彼らの物語に感動し涙した多くの日本人は皆、同じ気持ちになると思いますが…(!)