091101091102久しぶりに台東区・下谷に「小野照崎神社」に行ってきました。以前にも書いたのですが、あの寅さんこと渥美清氏が「仕事が順調になるなら、好きなものを断つ…」で禁煙(!)結果「寅さんシリーズ」の役が舞い込んだとのエピソードでTV取材などもあったようですが…。「小野照崎神社」は『小野篁』を主祭神として相殿に菅原道真公が祀られ「学問・芸能」の神様として有名な神社です。850年頃この上野照崎(現寛永寺敷地内)に小野篁を祀ったのが起源とされ、江戸寛永年間に寛永寺の造営のため幕府より移転を命じられ、現社地に移ってきているそうです。

091103091104この神社は空襲被害に合っていないそうで、さほど広くはない敷地に多くの境内末社が残っています。その分石碑や石像に風化や壊れが激しく首が取れた石像などが多く見かけられます。左は重要有形民俗文化財指定の下谷・富士塚(下谷坂本富士)の富士浅間神社です。1828年(文政11年)建造で都内でも有数な歴史のある富士塚だそうです。普段は塚の扉は閉じられ登山はできませんが、門脇の「猿」はチョット残念な状態です。

091105091106左が三峰・御嶽神社の「狼」です。三峰神社は埼玉県秩父を本社つする神社で、元々の三峰講には山犬信仰があります。そんな訳で「狛狼」なのですが…角が取れてほとんど「猫」です。右側の狼は「以前狼だった」です。が、これはこれで雰囲気があります。右の写真は庚申塚で、日本三大(得意の)庚申の一つだという事です。かなり立派な石碑は”いかにも”です。残念ながらこちらの「猿」は首が完全に飛んでしまっています。

091108091109当然のごとく境内末社に稲荷社もあります。織姫神社と稲荷神社が合祀されています。こちらのキツネさんは何とも不可思議な姿の姿をしています。。左側の狐は下顎部分が欠けてしまっています。右側の狐の顔はあらぬ方向を向いています。稲荷社のきつね像は稲穂や穀物蔵の鍵を咥えていたり、時代が下がると足元に玉や子ぎつねがいたりしますが、この様なクネクネした姿の狐像はあまり見かけません。
*実は右のキツネ像はかなりのお気に入りです…。