012701012702文京区の妻恋稲荷は神田明神と蔵前橋通りをはさんで反対側に鎮座しています。周辺には急な坂道の多い場所で、ラブホテル立ち並ぶという”静かな”環境です。神社は”日本武尊が”東征途中で暴風雨に遭い、妃の弟橘姫が身を海に投げて海神を鎮め尊の一行を救った事件のち”日本武尊”がこの地に滞在。妃を慕われる心をあわれんだ住民により尊と妃を祀ったのが神社の始まりとあります。その後”稲荷明神(倉稲魂命)”を祀られ、江戸時代には「関東惣社・妻恋稲荷」と呼ばれ「王子稲荷」と並んで多くの参詣人で賑わっていたそうですが、現在では想像すらできません。神社では以前から正月の縁起物として木版刷りの「夢枕」が売られており縁起物となっていました。この版木は太平洋戦争の戦災で焼失したと思われていましたが、昭和52年に版木がみつかり幻の夢枕は再発売となったそうです。30年間の”空白”という事は、たいしたモノではなかったのでしょう。それにしてもこの湯島付近は都内でも屈指の急坂地帯です。地図やWebだけ見て出かけると坂の上り下りで豪い目に遭います(!)