020601御茶ノ水駅聖橋改札から道路を横断した所に出口専用臨時改札口があります。実はこの改札口を利用した事がありません。湯島聖堂やニコライ堂でイベントがある時や付近の大学の入試がある時などに使用されるのかと思っていましたが、それだけの為に存在するのも変な感じです。以前から気になっていたので調べてみたところ実に単純な理由でした。この御茶ノ水駅はお堀に添って中央線、総武線の上下線ホームがへばりつくように造られています。ホームの上には商店街、反対側はお堀でどうやっても駅拡張の余地はありません。朝の通勤通学時間は出口階段付近は人が溢れて危険なようです。そんな訳でこの改札口は土休日を除く08:00-09:00のみの臨時改札となっているようです。手前の気に”お札”などが付けられているのは、以前に紹介した「太田姫稲荷社」が昭和6年(1931年)に総武線の拡張工事により移転する以前には、この地に鎮座していたむねが記載されています。
「太田姫稲荷社」とは、太田道灌の娘が天然痘にかかったおり、天然痘に霊験のある一口稲荷神社(いもあらいいなり)に回復祈願したところ治癒したといいます。感謝した道灌は、一口稲荷神社を旧江戸城(道灌時代の江戸城)に勧誘して稲荷神社を築いています。