022301022302江戸時代から「堀の内さん」や「お祖師さま」と呼ばれた杉並区堀之内・妙法寺は厄除で広く知られ「堀の内へ行ってくる」とは妙法寺に参拝することを意味し、吉原の遊女達でさえ代参を頼み”手ぬぐい”を奉納してもらっていたほどです。寺にある「日蓮」の祖師像が厄除けにご利益があるということで人々の信仰を集め、現在でも厄除けなど多くの人が参拝に訪れています。古典落語「堀の内」の題材としても知られています。東京メトロ丸の内線「東高円寺」下車、環七通りを徒歩10分ほどです。東京都有形文化財指定の『仁王門』や『祖師堂』をはじめ、本堂(三軌堂)、眼病や学問のご利益のある日朝堂など名刹です。環七通りからほんの少し入っただけなのですが大変に味わいのあるお寺です。

022304022303こちらは祖師堂隣の国指定重要文化財の「鉄門」です。「東京都」ではなく「国指定」です。この鉄門はニコライ堂や上野博物館等、日本の近代建築の恩師とされる英国人ジョサイア・コンドルの設計によります。年代的には来日第一作ではないかと云われているそうです。洋風のようで日本古来のモチーフが折り込まれている折衷様式だそうですが、カラフルな鳳凰が冠されたり、柱の上には子供の像があったりで意味不明の気がします。さらにはジョサイア・コンドルと云えばの”アカンサス”…イタリア地中海地方の植物…が付けられています。このお方は”アカンサス”しかアイディアがなかったのでしょうか?他の建築作品にも多用されています。まぁ時代が時代ですから”大丈夫!この文様はヨーロッパでは大流行だょ”的な大騙しだったのかも知れません。