031601031602猿を”神使”とする神社には山王系(日枝神社)・浅間神社系・庚申系(猿田猿系)の3系統があるようです。山王信仰の祀神は比叡山の地主神・オオヤマヤマタイ神とされます。「山王」の社号は天台宗開祖の”最澄”によるもので、比叡山延暦寺に天台宗を開いた最澄は山王信仰の総本社である日吉大社を鎮護神としています。時代を経て天台宗の全国への波及とともに山王信仰も広がっています。赤坂山王神社は…徳川家康も山王の猿を深く信仰し、江戸入府の際に城内に日枝神社を祀ったそうですが…このあたりは830年頃に円仁・慈覚大師が川越・喜多院を造営する際に滋賀坂本から日枝大社を勧請し、後に太田道灌が江戸城築城の際に、この川越日枝神社から分祀したとする流れが正しいようです。と、川越日枝神社は云い赤坂日枝神社も認めているようです…
 社殿前には、赤い服を着た”狛猿”が左右一対置かれています。神門の左右には烏帽子を被り、正装して御幣や鈴を持つ「神猿像」があります(ガラスの中に置かれているので写真がボ~ッとしています)。どうして猿が神使となったのかは良くわからないようですが、猿固有の強い繁殖力、お産の軽さ、子供への愛情などから夫婦円満、子宝安産、子育てのご利益に結び付いたようです。
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