032402032401『神使』の代表格となるとやはりキツネでしょう。写真は元赤坂の豊川稲荷東京別院のキツネ像です。豊川稲荷は大岡越前守忠相が三河より『吒枳尼天/だきにてん』を勧請したのが始まりのようです。何度か触れていますが、こちらは曹洞宗のお寺です。吒枳尼天はインドのヒンドゥー教の神様で一般的には”白狐に乗った姿”として表現されています。神道系の五穀豊穣の神様”宇迦之御魂神”とは神使が共通のキツネであるため一緒に祀られる事となったようです。明治年間の神仏分離の際しては多くの稲荷社は神道系になり一部が仏教系の稲荷社となっています。神道系、仏教系の二つの流れに身近にあり何でもお願いできる民間系の稲荷社が加わり、神社の数としては最多なっています。
本来、キツネは”神使”であり神様ではないのですが(受付の女性秘書に陳情するようなもんですが…)それしても、肉食獣のキツネが”油揚げ”が好物である訳はなく、この繋がりは何処からきているのでしょうか…?

左)豊川稲荷山門です。お寺ですからこちら側には「鳥居」がありません。
中)お寺側の本殿です。上のブロンズ製(?)の大狛キツネはこちらにあります。
右)大岡越前守の位牌を安置する”大岡廟”です。墓所ではありません。
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