050704050703千代田区大手町1丁目・大手濠の公園(?)内に和気清麻呂の銅像があります。この像は昭和15年に紀元2600年記念事業として建立されたもので、楠木正成像が”武”で和気清麻呂像が”文”を象徴した皇室への2忠臣を表現しているそうです。台座の裏には『紀元二千六百記念・建設委員長、陸軍大将・林何某。寄贈者・石川何某』の記載が見られます。"如何にも”の時代背景です。和気清麻呂は、 奈良朝期末に地方豪族出身の身から「右兵衛尉」となり、姉広虫とともに天皇家の信任を得ています。所謂”道鏡事件”で道鏡が皇位をうかがった時、宇佐八幡の信託により孝謙上皇と道鏡の野望を挫いています。この事件では、清麻呂は孝謙上皇に別部穢麻呂と改名され鹿児島に左遷され、後に道鏡失脚により復権・復帰しています。…皇族ならぬもの(道鏡)が天皇になろうとした野望を防いだ功績により皇室への忠臣となり、時代を経てこの地に銅像が建てられたという事です…