050801
内濠通りからの巽櫓と富士見櫓、さらに桔梗門の高麗門が見えています。絵になる景色なので"江戸城の絵”として使われることが多いようです。手前が巽櫓(たつみやぐら)で辰巳櫓とも書き(本丸の辰巳の方角にあることにより)書きますが、宮内庁が説明する正式名称は「桜田二重櫓」だそうです。皇居参観者の入口となっている「桔梗門」も正式には「内桜田門」です。江戸城創建者の太田道灌の家紋(桔梗)ついていたことから桔梗門となったようですが…。むしろ平将門を裏切った愛人の「桔梗」の名からの方がピッタリくるような気がします。
更に皇居内に「富士見櫓」が遠望できます。この富士見櫓と巽櫓と皇居正門側の伏見櫓の3ッが江戸時代から現代に残る遺構の櫓となります。富士見櫓は万治2年(1659年)の再建ですが、明暦の大火(1657年)以降江戸城には天守閣は造られなかった為、この櫓が天守閣の代わりとなっていました。従って8代将軍吉宗を主人公とした「暴れん坊将軍」に登場する江戸城の絵は”大嘘”と言う事になります。