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本丸休憩所の脇から少し坂を登った「台所前三重櫓」があったとされる場所に『展望台』があります。ややもすると見落としがちですが、眼下には二の丸雑木林と大手町のビル群が広がります。二の丸は将軍の別邸やお世継ぎの御殿が建っていた場所とされます。慶応3年の火災で二の丸の御殿が消失した後は荒れ放題だったのですが、昭和35年に旧江戸城本丸、二の丸及び三の丸の一部を皇居付属庭園として整備するにあたり、二の丸庭園は9代将軍家重時代の庭絵図面をもとに回遊式庭園として復元されました。”小堀遠州”作といわれる庭園の配置は現在とほぼ同じ場所になるそうです。二の丸庭園は四季折々に花が咲き、池には珍しい尾を持つ鯉が泳いでいます。この雑木林は”武蔵野の原風景を残すよう遭えて手をかけてはいない”とのこと…。子供の頃の東京近郊はこんな景色ばかりでした。

左)展望台から百人番所方向です。済寧館と呼ばれる宮内庁武道館の屋根が見えます。
中)汐見坂から見た白鳥濠です。濠の水源は地下水のみだそうです。
右)白鳥濠からの石垣は実に見事です。この石垣に上にこの『展望台』があります。
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