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東京駅丸の内地下南口改札を出た脇あたりに、このモニュメントは設置されています。この改札口は土・休日は開いておらず通勤時間以外は人通りも少ない目立たない場所にあります。この付近が修学旅行生の団体待機場所になっている関係でこの場所に設置されたのかも知れませんが、設置までの経緯を思うと、もう少し目に触れやすい場所に設置しても良かったような気がします。設置当初はケース内の光の廻りで”ほとんど読めない案内板”だけでした。その後、解説文記載の案内板が造られ、更には素材の「雄勝石」が触れるようにと、徐々に増設されています。設置当初の”意味不明”とも云える状態よりは随分と進化しました。

053003053002東京駅の屋根(黒い部分)に使われている宮城県石巻市雄勝町特産の「雄勝石/硯の原材料」を使用した壁画は、東北震災で津波の被害を受けた石巻市雄勝町の小・中学生らが制作。この壁画は縦約1.9m、横約2.5mで、20㎝方の雄勝石のスレート108枚を組み合わせて造られています。