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上野・国立科学博物館で『グレート・ジャーニー人類の旅』特別展の終了が迫っているので(13.06.09.まで)遅まきながら行ってきました。入場料は【1500円(支払額)-600円(常設展含)=900円(実質)】なのですが…。いや~っ、これほどの特別展もないでしょう(!)後ろに●ジTVが付いているというのに、高校の文化祭程度の内容です。パネルや展示はパクリ文章程度のシロモノ。動物の剥製は科博の倉庫から引っ張り出してきたもの。”干し首ミイラ”にしたって、以前の常設展示が、なにかの都合(どこからかの抗議?)で非公開になったもの。これで『特別展』とは…。”特別”の意味が違うのではないでしょうか!

060702060703上と左の写真は我らの1つ上の年代のヒーロー秋田犬の『忠犬ハチ公』の人形です。新製品です(笑)。白っぽい犬で、ハーネスに”ハチ公”と書いてあるだけなのですが、売店に並んでいます。なんで今までなかったのでしょうか?版権とかロイヤリティとかややこしい問題でもあったのでしょうか?それ以上に驚いたのが右のフクロウのプレート。こらは日本館に展示してあるハチの剥製の解説です。昨年は「犬…秋田犬」だけだったのですが。「ハチやジロの物語は本や映画でも取り上げられ、多くの人に感動を与えた」と直されています。こうでなくてはいけません。

060704060705グレート・ジャーニー特別展のせめての救いは、タンザニアのラエトリ遺跡の人類最古の足跡から猿人家族を再現したとされる展示です。現代では泥濘に残った足跡から様々な技法やコンピュータを駆使してここまで再現できるのですから大したものです。この企画がなかったら他には大したものはありませんでした。前評判の高かった世界最古のチリの約5000年前のミイラの展示や干し首の展示にしても、CTスキャンで現代的な解析が加味されているだけでした。

060706060707こちらは通常料金だけでみられる企画展…からだが語る『大江戸』の文化、江戸人展…です。大江戸の人たち」に焦点をあてた、国立科学博物館では初となる展示だそうで、江戸時代の遺跡から発掘された数多くの考古資料の中には、当時の人たちの6,000個体人骨やミイラからの展示です。正直この企画が一番面白かったです。頭蓋骨から武家や一般町民、大奥女中を再現して見せてり、状態よく見つかったミイラの腸には柿が残っており、柿の成分タンニンが腐敗を抑制する作用をしたなどと…。