060801060802左は靖国通りに面した田安門です。今ではむしろ日本武道館の入口と云う感じとなっています。江戸時代はここは「北の丸」と称し、代官屋敷や千姫や春日局の屋敷などがあり、8代将軍吉宗はここに直系の田安家と清水家(一ツ橋を加え徳川御三卿)を興しています。現在の田安門は寛永13年(1636)のもので、現存する旧江戸城建築遺構のうちで最古のものとされます。右の清水門は北の丸の東門で、創建年代は不明で、現在の門は万治元年(1658)に再建されたものです。今は内容存在自体が陳腐となってしまった科学技術館に最寄なのですが、それ以外は目立った事がありません。しかしながら、江戸城の遺構として貴重な、田安・清水門は昭和36年6月に国の重要文化財に指定されています。東日本大震災では、屋根瓦のずれや漆喰壁の剥落等の被害があり、平成24年12月~平成25年3月の工期予定で保存修理工事が行なわれています。清水門は、建物全体を覆って工事を実施しているためご覧のような景色となっています。