062001
まだまだ様々な視点から書かれた関連書籍の出版が続いていますね。最近では”ビギナーズ・ザ・ビートルズ 全8年のキセキ”は大変に面白く読ませてもらいました。著者の「高瀬重良氏」、元々自費出版されるつもりだったようです。1950年東京生まれとありドンズバのビートルズ現役世代です。メンバーの伝記や楽曲の音楽的解説でもなく、ファンならではの視点から8年の歴史が淡々と綴られています(時にはマニアックに)。これが実に”いい感じ”なんです。…【ビートルズに関しては他のどんなロック・アーティストも比べものならない程の研究書・関連本が出版されており、膨大な情報が世に溢れているが、その90%は一握りの原資料の引用・孫引きであり、真に目を開かされるデータ・情報は少ない】…仰る通りの大拍手(!)です。他の作家ではとてもこんなことは書けないでしょう。タイトルに”ビギナーズ”とありますが「あの頃を知っている方、記憶している方」にこそ読んで貰いたいと思います。特に1952年生まれの某音楽評論家の方には…。

右)誰も知らなかったビートルズとストーンズ…本当に多作な著者ですね(苦笑)。 今回も”その98%は自分の著書や原資料の引用・孫引き”なんですかねぇ? あげくに”「まだ書ききれていない」との気持ちのほうが強い”とは呆れます。”いま明らかになる ロック史上最大の死角”…だれですかねぇ(笑)こんな腰巻文を考えた編集担当は!この方の場合はアマゾンのカスタマー・レビューの方が爆笑できます。
…【戴いた書籍ですが、本屋でパラ読で充分です】…