070601070602”見所満載の浅草寺境内”も3回目となりました。左は改装なった本堂です。大多数の方がこちらでお参りとなりますね。本堂左側あたりにも多くの遺跡があります。右は【宝篋印塔(ほうきょういんとう)】と呼ばれる1761年(宝暦11年)に浅草寺信徒によって建立され、1907年(明治40年)に改修再建された、高さ9.6mの銅造りの搭です。【宝篋印塔】とは、塔内に『宝篋印陀羅経』を納めた塔のことで、参拝諸人は計り知れない功徳を得ると云われています。金龍山・草寺」とあります。

070606070605【宝篋印塔】の後ろ辺り、錦鯉が悠然と泳いでいる池があります。ここに架かる石橋は1618年(元和4年)に徳川秀忠が徳川家康を祀る東照宮を一般の武士や市民にも参拝させるために浅草寺境内に【浅草東照宮】を建立したおり、東照宮の神橋として和歌山藩主の浅野但馬守長晃の妻で、徳川家康の娘振姫が寄進したものとされます。その後1642年(寛永19年)に本殿などは火災で焼失していますが、この石橋は地震や戦災にも無事に残り約400年前の姿を伝えています。橋の全長は3.3m、幅は2.2.m、欄干高1.1m、都内最古の石橋と云われ重要美術品となっています。

070607070609こちらは【浅草六角堂】です。説明板には1618年(元和4年)の建立と記されていますが、一説では室町時代の建立ともいわれ、”都区内では最古の木造建造物”とされる。六角型造りの建物です。江戸時代の数度にわたる大火、大正時代の大震災、昭和20年の東京空襲と多くの災難を免れて残っている周囲が5.5m、背が低く瓦で全体を覆われている”奇跡の建物”です。もとは現在の影向堂の南に建っていたのを平成6年現在地に移りました。東京都の有形文化財に指定されています。

070610070611こちらが【影向堂/ようこうどう】です。平成6年に浅草寺中興開山慈覚大師ご生誕1200を記念して建立された境内では一番新しい建物です。内陣の須弥壇中央に聖観世音菩薩像、その左右に十二支生まれの年の守り本尊八体(影向衆)の像が安置されています。生まれ年の守り本尊は人それぞれの個性にあわせて、分担される仏様で、それぞれ真言を唱え、念持すると御加護が授かるといわれています。…因みに[子年]は千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)・無数の手により私たちを守ってくださる観音さまで、縁日は17日はとなっています…。【影向堂】のお隣に六角堂のご本尊【日限地蔵尊】のお堂があります。地蔵菩薩は慈悲の心で衆生を救われる仏さまとされ、この日限地蔵尊はお願い事に対し日数を定めて祈願すれば霊験があるとされています。

*浅草寺境内にはまだまだ遺跡・記念碑があるのですが、徐々に紹介していく予定です。