130723_01130723_02『出雲大社への長い道程』に出かけてきました。最初に訪れたのが全国に25000社以上あるとされる「諏訪神社」の総本社、長野県の『諏訪大社』です。この神社は実にややこしい神社となっています。諏訪湖の南岸には上社があり、本宮(ほんみや)と前宮(まえみや)の二社があります。湖の北岸の下社には秋宮(あきみや)と春宮(はるみや)とがあり、総数で二社四宮となります。創建の年代は不明とされていますが、日本最古の神社の1つなのは間違いないでしょう。古事記では天照大神系の神様が出雲系の大国主命に国譲りを迫り、戦いに負けた大国主命の次男である”建御名方命”はこの地まで逃げ、この地から出ないを条件に降伏したとされています。実はこの伝承と諏訪大社創建の因果関係はよく分らないそうです。

左)諏訪大社と云えば「御柱」と呼ばれる4本の柱です。拝殿に向かって左側に一之柱があります。
中)本社裏の林のなかに三之柱があります。樹皮が剥がしてあるので見つけ易いです。
右)江戸時代の”大関・雷電”に像があるのですが…。雷電と諏訪大社にはとりたてての関係は無いようです。
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