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島根県松江市の松江城は見た目の印象なのか「千鳥城」と呼ばれているそうです。いつもの事ですが、誰がどういう場面でそう呼んでいるのでしょうか?と、いつものように困惑してしまいます。この「松江城天守閣」は重要文化財に指定されており、見るからに”戦うための城”といった印象です。周囲は毛利や尼子と外様ばかり。徳川の親戚筋で、この地に配された松平家は常に戦いの準備を怠らなかったのでしょう。天守台の内部は往時の雰囲気を残しており宍道湖や松江の街並みが展望できます。他の現存する国宝指定の城郭と比べて、壮麗さでは姫路城。美しさでは彦根城。古さや希少性では松本城や犬山城に見劣りすると云われています。昭和年代行われた補修・復原作業では、現代の様に綿密な調査をしているわけではなく”適当にやっちまえ”の工事であったのが今となっては残念です。地元では「松江城を国宝に」との運動が行われており、大手門復元に向けては、高額の懸賞金を掛けて図面や古写真などの史料を探していているなど盛り上がっている様子です。

左)この石垣の造作は適当の極みに見えます。渡櫓門らしき門の位置も適当に造られた位置のようです。
中)やはり天守閣は城郭の象徴です。特に松江城の天守は力強さに溢れています。
右)明治4年に一度廃城がきまり、松江城の払い下げ入札価格は驚きの180円だったそうです。
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