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【国宝・彦根城】の天守最上階の欄間には彦根城天守&多聞櫓二棟が国宝である旨の「国宝指定書」が掲示してあります。『建第45号・昭和27年3月29日・文化財保護委員会』とあり、60年も前の認定なのです。他の国宝では気が付かなかったのかも知れませんが、このような「国宝指定書」が堂々と掲示してある例は珍しいのではないでしょうか?

130809_6130809_1この城は慶長9年(1604年)から20数年の年月をかけて井伊35万石の象徴として建設されました。井伊家は、安政の大獄での「井伊 直弼」が有名ですが、井伊家(彦根藩)は幕府の中枢を担い、酒井、本多家を超えて譜代大名のなかでも最高の禄高を有する超名門でした。彦根城は1600年代の戦国状態継続中時代の城本来の機能が各所に見られる美しい城です。。現存する「天守で国宝」は姫路・彦根・犬山・松本のみとのことです。この彦根城は”世界文化遺産暫定リスト登載”だそうですが、ユネスコ(イコモス)の評価など受けずとも日本国の誇る”国宝”で良いと思います!

上)天守を撮っていますが、撮影の方向は90°違います。角度を変えても美しい姿です。
左)重要文化財の【天秤櫓】です。石垣の積み方が”落とし積み””牛蒡積み”と年代により異なるのが分ります。
中)観光客はあまり訪れないようですが、裏手からの敵に備えたこちらも重要文化財の【西の丸三重櫓】です。
右)4代藩主直興が造営した大名庭園で、中国の宮廷庭園の「玄宮」より【玄宮圓】と命名されたそうです。
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