130829_1130829_2山梨県甲州市塩山の乾徳山・恵林寺は武田信玄、甲斐武田家の菩提寺として知られる臨済宗妙心寺派のお寺です。創建は1330年(元徳3年)とされ、武田信玄の墓所や国の名勝に指定された「庭園」をはじめ数々の重要文化財や県指定の文化財が残されています。町村合併で名称変更になっていますが甲州市より塩山市の方がしっくりくるのですが、とかくこの近辺から甲府、諏訪にかけては何かというと”武田信玄”が登場します。信玄公の隠し湯なんてその代表格で、信玄餅なんてのもそうかも知れません。閑話休題。恵林寺は写真の様に味わいのあるお寺です。特に恵林寺庭園の見事さは京都のお寺にも引けを取りません。左)恵林寺と書かれた石柱のある御門です。ここから右)国重要文化財の『四脚門』まで300mほどの杉の巨木の並木が続きます。

下左)県文化財の『三門』です。…安禅不必須山水 滅却心頭火自涼/あんぜん かならずしも さんすいをもちいず しんとう めっきゃくすれば ひもおのずから すずし…の有名な語句はやせ我慢の極地です。
下中)三つの門を過ぎると正面に『開山堂』があります。夢窓国師、快川和尚、末宗和尚の三像が安置されています。
下右)『乾徳山・恵林寺』です。前庭の石碑は当然のことですが”信玄公遺言”です。
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