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銀座晴海通り。歌舞伎座・歌舞伎稲荷の角を進みます。次の角が「小諸そば」で、向かいに「マガジンハウス社」があります。さらにもう少し進んだ右側に『宝珠稲荷神社』あります。写真の様にこじんまりとした神社です。ご覧の様に立派な”狛犬”がありますが、本殿前には神使の”きつね”もチャントおります。規模こそ小さいですが”宗教法人 宝珠稲荷神社”となっており、鳥居脇には稲荷神社の由来看板があります。…曰く、『宝珠稲荷神社は1615年頃三河の国深溝の領主”板倉内膳匠重昌”の江戸屋敷内に建てられています。板倉重昌は板倉勝重の次男として生れ、武勇に富み大阪冬の陣や島原の乱等に参戦するも、島原に於て年令50才にして戦死しています。屋敷は年経て宝暦年間には岩見の国津和野の城主亀井家に譲渡され、更に大正7年に岡山の岡崎家に売却されています。この際に神社は敷地と共に木挽町3丁目氏子に寄進され、1950年地元氏子有志により隣接地を買収し社殿及社務所を建設して今日に至っています』 …と云うような社歴が記載されています。

左)クーラー室外機前には立派な石柱があります。
中)この板に稲荷社の社歴が記載されています。大名家の庭の片隅のあった稲荷社の様です。
右)これは「歌舞伎稲荷大明神」です。建物に添って3分程進むと「宝珠稲荷神社」にたどり着きます。
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