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北海道も台風に影響を受け、釧路湿原~屈斜路湖~阿寒湖は雨の中をひた走り、236号/広尾国道を帯広から広尾へ向かってきました。帯広空港と広尾の中間あたりに2006年に幕別町と合併した忠類(ちゅうるい)という村があります。この忠類で日本で初めて全身骨格の復元に成功したナウマン象の化石が発見されたのは、1969年(昭和44年)のことです。農道の工事で側溝を掘っていたら出てきたという嘘のような話で…。その後の発掘調査では全骨格の70〜80%にあたる計47個の化石が掘り出され、村を挙げての大発掘となったそうです。 現在も236号線沿いの【忠類ナウマン象記念館】に学術資料が展示されていますが、実際の大騒動の現場は数キロ離れた(写真のような)ごく普通の農道です。これはこれで納得です。
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ナウマン象は、約2〜3万年前の新生代更新世後期まで日本列島や東アジア大陸に生息、現代のアジア象と比べるとやや小型で体高は2.5m〜3m位。寒冷な氷河期の気候に順応するため、全身は体毛で覆われていたと考えられています。
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