131113_01
鶴屋南北作の歌舞伎狂言『東海道四谷怪談』は怪談話として有名ですが、有名すぎていわゆる”縁の地”が都内数か所にあります。実際は元禄時代の方で、於岩さんと婿養子の田宮伊右衛門は仲のよい夫婦であったと云われていたようです。歌舞伎狂言として庶民の人気を集めたのは享保年間なので、この間約200年間の隔たりがあります。直接の因果関係は何もないという事です。現在も四谷には「於岩稲荷田宮神社」と「陽運寺」の於岩さんが縁の場所がお向かい合わせで2ケ所ありますが、実際の於岩さんの墓所は豊島区の「妙行寺」にあるなど話が複雑になっています。この中央区新川の「於岩稲荷田宮神社」は『東海道四谷怪談』を上演するたびにお参りに出向いていた歌舞伎役者の要請で、明治12年に四ッ谷左門町で火事でお岩稲荷の社が焼失したのを機に移転させたようです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
左は新川・於岩稲荷田宮神社の社額です。
中、右は中央区八丁堀の㈱大●共立銀行のポスター(拝借しました)です。銀行のポスターとしては、いい感じです(笑)。
131113_02131113_03131113_04